もくじ
そもそも光回線ってなに
通信手段に光ファイバーを使っているから光回線と呼びます
光回線は、ブロードバンドインターネット接続の方法として主流になっている方式です。
NTTなどの電気通信事業者が、光ファイバーを日本全国に張り巡らせて、インターネット接続や電話、テレビサービスなどを提供しています。
無線を使うモバイルWiMAXや電話回線を使うADSLよりも、常時接続で、高速大容量通信ができるのが光回線最大の特長です。
ところで、改めて「光回線って何?」と聞かれて、ちゃんと答えられる人もすくないと思います。
光回線って全部同じじゃないの?
光回線は5つに分類されます
一言に光回線といっても、全部同じではありません。
光回線は数え切れないほど多くの通信会社が提供していますが、以下の5つに分類されます。
- フレッツ光
- 光コラボレーションサービス
- auひかり
- 電力系
- その他nuroなど
それぞれのサービスは、提供している業者や採用している技術によって、それぞれ特徴があります。
今から、その違いと、メリット・デメリットを順番に説明していきます。
光回線の代表格「フレッツ光」
フレッツ光はNTT東日本とNTT西日本が提供する光ファイバーサービスです
フレッツ光は、NTTが提供する光回線サービスの名前です。
NTTが全国に張り巡らせた光ファイバーを利用して提供されているので、都市部だけでなく地方都市や離島でもサービスが提供されています。
NTT東日本とNTT西日本は、規制によりプロバイダ事業ができないため、フレッツ光でインターネットを利用するには、別途プロバイダとの契約が必要です。
サービスエリアの広さと、NTTという安心感から、フレッツ光の利用者は多いため、対応しているプロバイダも幅広いのが特長です。
フレッツ光は、東日本エリアはNTT東日本、西日本エリアはNTT西日本との直接契約になります。
別途プロバイダの申し込みが必要なので、フレッツ光とプロバイダの申込みをセットで受け付けてくれる代理店が、大小数え切れないほどあります。
このあと説明する「光コラボ」の登場により、フレッツ光の販売には力を入れていないようです。
フレッツ光のメリットやいい所
- 対応プロバイダの幅広さ
- 広いサービスエリア
- 大手企業の安心感
フレッツ光のデメリットや気になる所
- 取扱代理店が非常に多く、自分にあったところを探すのが難しい
- 料金は他社に比べると高め
フレッツ光の進化版「光コラボ」
光コラボはNTTの光ファイバーを使ってプロバイダが一括提供する光回線
光コラボレーションサービスは、フレッツ光から発展して生まれた、比較的新しい光回線のジャンルです。
フレッツ光の時に説明しましたが、NTT東日本とNTT西日本は、規制によりプロバイダ事業ができないので、プロバイダと光回線をセットして提供することが認められていません。
そこで登場したのが光コラボレーションです。
NTT東日本とNTT西日本が、プロバイダを対象に、光回線の「卸売り」を開始したのです。
これで、プロバイダは、NTTから光回線を仕入れて販売できるようになり、1000社以上の光コラボレーションサービスがあると言われています。
- ドコモ光
- Softbank光
- OCN光
- BIGLOBE光
- So-net光コラボレーション
代表的な光コラボレーションサービスは、NTTドコモの ドコモ光 と、ソフトバンク の Softbank光 です。
ドコモもソフトバンクも通信会社ですが、NTTから光回線を仕入れて販売しているのです。
光コラボのメリットやいい所
- フレッツ光から簡単に切り替えられる
- フレッツ光と同じ広いサービスエリア
- 幅広い光コラボサービスから選べる
光コラボのデメリットや気になる所
- 取扱業者が多く選びにくい
- 料金体系やオプション、割引が複雑で比較検討しにくい
auの光回線「auひかり」
auひかりはKDDIが提供する光回線サービスです
auひかりは、スマートフォンでおなじみのauが提供する光回線サービスです。
auひかりは、KDDIが独自に張り巡らせている光ファイバーを利用して提供されています。
フレッツ光とは全く別のKDDI独自の光ファイバーネットワークなので、エリアや通信速度などは全く違います。
また、auスマートフォンとのセット契約で、大幅に料金が割引になるので、auユーザーならauひかりはおすすめです。
auひかりのメリットやいい所
- auスマホとのセットで大幅割引き
- スマホと光回線の請求をまとめられる
- プロバイダが選べる
auひかりのデメリットや気になる所
- サービス提供エリアが限られる
- auユーザー以外はお得感少なめ
地域限定「電力系光回線」
電力系光回線は、電力会社の子会社が提供している光回線サービスです。
電力会社は電柱と電線を張り巡らせて電気を届けているのはご存知の通りですが、その電柱に光ファイバーを張り巡らせてサービスを提供しているのが、電力系通信会社です。
- コミュファ光 (中部テレコミュニケーション/中部電力)
- eo光 (ケイ・オプティコム/関西電力系)
- MEGA EGG (エネルギア・コミュニケーションズ/中国電力系)
- Pikara (STNet/四国電力系)
- BBIQ (QTNet/九州電力系)
- ひかりふる (沖縄通信ネットワーク/沖縄電力系)
北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力エリアでは、電力系光回線は提供されていません。
電力系光回線のメリットやおすすめポイント
- フレッツ光に比べて料金が割安
- 地域密着型なのでサポートも安心
- 電力会社の安心感
電力系光回線のデメリットや気になる所
- サービス提供エリアが限られる
- プロバイダが選べないか選択肢が少ない
nuro等独立系
NTTやKDDI、電力会社以外にも光回線を提供している業者はあります。
独自に光ファイバーネットワークを張り巡らせて、特徴的な光回線サービスを提供しています。
- nuro光(ソニーネットワークコミュニケーションズ)
- ucom光
- U-NEXT光01
独立系光回線のメリットやおすすめポイント
- 料金が割安
独立系光回線のデメリットや気になる所
- サービス提供エリアが建物単位で限られる
- プロバイダが選べないか選択肢が少ない
光回線を選ぶポイント
比較検討は必須です
以前に加えて、光回線の選択肢が増えています。
わたしたちの選択肢が増えたということは、業者から見ると競争が激しくなったということを意味しています。
業者同士の顧客獲得合戦が激しくなると、割引が大きくなったりキャンペーンの特典が良くなったりします。
比較検討をまったくしないで、光回線を決めてしまうのは、得するチャンスを捨てているのと同じです。
「お得だな」と思っても、まずは比較検討をしましょう。
家の光回線、高いお金払って損していることに気づいていませんか?
光回線を「なーーーーーんにも考えずに契約しちゃった!!」って方いませんか?または、今からどこでもいいから適当に光に入っちゃおうって考えている方。正直、すごくすごく損ですよ。ありえないくらい損してます。
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