ここ1年程で見かけるようになった遠隔操作案件。
ついに国民生活センターが注意喚起をはじめました。
図は国民生活センターのホームページより引用
プロバイダー乗り換えの電話勧誘で、遠隔操作されるトラブルが表面化しています。
具体的には、電話越しにリモート操作ソフトをインストールさせた上で、遠隔操作でインターネット接続の設定までを行なわれてしまうものです。
【事例1】遠隔操作で承諾していない契約を結ばされたケース
プロバイダを乗り換えれば安くなると電話で勧誘され、契約することにした。プロバイダの乗り換え作業は遠隔操作で行うと言われた。約束の日に先日の事業者から電話があり、指示されるままに、パソコンを立ち上げた後、指示されたホームページを見て何かの数字を教えたことは覚えているが、それ以外、自分は何もしていない。数日後、見知らぬプロバイダ事業者から届いた圧着はがきを確認したところ、以前より高い月額利用料となっており、頼んでいない映像配信サービスやリモートサービス等も契約したことになっていた。解約したい。
(2013 年2 月受付 相談者:60 歳代 女性 家事従事者 静岡県)
【事例2】未成年に不十分な説明で契約させたケース
プロバイダ契約の電話勧誘があった。最初に電話に出たのは母だが、パソコンのことは分からないので祖父に代わった。祖父も事業者が言っていることが分からず高校生である自分が電話に出た。母も祖父も契約内容等の説明は聞いていない。自分が電話に出ると「この地域で回線がつながった。遠隔操作で登録できる。今よりも月額料が数百円安くなる」等と説明された。大手通信会社を名乗ったので大丈夫だと思った。事業者に年齢を聞かれたので高校生であることを伝えた。その後、事業者の指示通りに、パソコンを操作して待っていると、事業者が遠隔操作したようで、すぐに登録が完了した。後日、届いた資料を見ると、以前より約2000 円も高くなるコースになっていた。解約しようと思い、プロバイダ事業者のホームページを見たら解約料がかかると書いてあったが、そんな話は聞いていない。納得できない。
(2013 年3 月 相談者:10 歳代 男性 高校生 山形県)
【事例3】契約が必要だとうそをいい遠隔操作されたケース
知らない会社(B 社)から電話があり、「現在利用しているA 社のプロバイダサービスがなくなるので、移行手続きをする必要がある」と言われた。相手が、自分の住所、名前、現在使っているプロバイダを知っていたので、信用してしまった。次の日、B 社から再度電話があり、言われた通りにパソコンを操作し、遠隔操作ができるサイトに接続し、表示されたID 等を伝えると事業者がパソコンを操作できるようになった。利用している通信会社のID を聞かれ、伝えたところ、遠隔操作で接続設定が終了した。料金がこれまでより高くなってしまったので、後日、A 社に確認すると、プロバイダサービスは終了しないと言われた。契約の変更はしたくない。
(2013 年2 月 相談者:60 歳代 女性 家事従事者 京都府)
本来、遠隔操作システムは、インターネット接続設定が自分でできない人にかわって、センターからリモート操作して設定を行うためのものです。
従来はサポート要員が出張していましたが、リモート操作ソフトの技術が向上したことで、現地に出向かなくてもかなりのことができるようになりました。
これを悪用して、電話勧誘を行った直後に、プロバイダー切り替えの設定までをおこなってしまうケースが多発してます。
プロバイダ名や代理店まで把握していますが、具体名は上げません。
具体的には、以下の様な手口です。
1.電話で「こちらで設定するから何もする必要ない」などのトークでプロバイダ切り替えの契約を取り付ける
2.パソコンを立ち上げて待つよう指示し、一旦電話を切る。
3.プロバイダのID発行後に電話を掛け、TeamViewerをインストールさせる。
4.リモート操作でルータの設定を行い、プロバイダの切り替え完了。
実際にリモート操作をしているのは、代理店ですが、プロバイダはネームバリューのあるところなので、信用してしまうようです。
また、プロバイダ切り替えができるのは、現在フレッツ光を利用している場合だけなのですが、以前に電話勧誘でプロバイダに加入した人のリストに電話をかけることで獲得率を上げているようです。
表向きは、「利用者の代わりに設定した」ことになる上、すでにプロバイダを利用していることから、解約交渉が難しくなります。(もちろんそれを狙っています)
また、このような手口に引っかかってしまった人が、遠隔操作されたことを自ら立証することは現実的ではないでしょう。
電話をかけてきた人には、
・大切なパソコンを絶対にリモート操作させてはいけません。
・指示されるままにソフトをインストールしてはいけません。
これらはあなたの家の合鍵を渡すのと同じ行為です。
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